運慶作と思われる仏像が3体集まるという滅多にない機会です。
また、展示期間も長いようですので、仏教や仏像に関心のある方はぜひ足を運ばれたらいかがでしょうか。
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ニューヨークの競売で、約14億円で落札された運慶作と見られる大日如来像が10日、東京・上野の東京国立博 物館本館で公開が始まった。
競売前にも寄託・展示されていた時期があったが、落札した宗教法人真如苑が先月末、同館に寄託し、再び展示が実現した。
2004年、運慶作の可能性が高いと位置づけた清泉女子大の山本勉教授は内覧会で、「ここで再び見ることができてよかった。写真で見るより、いい仏像なのです」と語っていた。
今年度の展示は7月6日までと、7月10日〜9月21日。
後半の期間は栃木・光得寺の大日如来像を併せて展示するほか、同館平成館での「対決−巨匠たちの日本美術」展(7月8日〜8月17日)に京都・六波羅蜜寺の地蔵菩薩像が出品される。
これらも運慶作の可能性が指摘されており、計3体が集まることになる。
米ニューヨークでの競売で落札した宗教法人「真如苑」が調査などに協力するため同博物館に寄託、実現した。
2003年のエックス線撮影で、仏像内部には運慶一派独特の形をした木札などが納められていることが判明している。
文化庁の調査で運慶作と確認されれば、来年6月にも重要文化財に指定される可能性がある。
将来は真如苑が東京都立川市などに建設する施設に安置される予定。
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真如苑が多額な浄財を出してまで今回の大日如来を落札したのは、真如苑の苑史に密接な関連がある運慶仏が海外に流出するのをなんとか食い止めたいという思いからのようです。
落札しても教団だけのものとせずに、一般公開したり貴重な文化財としてみんなで共有しようとしています。
これは、他宗や他教の垣根を越えて融和し、すべての人々と和合するという真如苑の代表である苑主の考え方によるもののようです。
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