2008年03月22日

早めの店じまいを?新銀行東京どうする!

讀賣新聞の「キャッチボール」というコラムです。

東京都が設立して、経営不振に陥っている新銀行東京
なぜ多くの不良債権を抱えてしまったんでしょうか」という読者からの質問に答えています。


以下は、記事の要約文です。
------------------------------------------

1990年代後半から2000年ごろにかけて大手銀行は、バブル崩壊で不良債権をたくさん抱え込み、企業向けにお金を貸し渋りました。

これに対応するために新銀行東京は作られました。
ただ、実際に業務を始めた05年には大手行の体力は回復していたため、担保を取らない融資を無理に増やし、回収が難しい不良債権が増えてしまいました。

北海道拓殖銀行や山一証券がつぶれた90年代後半に民間の金融システムは激しく動揺しました。
当時、宮沢蔵相は、貸し渋り対策として、中小企業向けに無担保でお金を貸して、倒産して返せなくなった場合には政府系金融機関の中小企業金融公庫や信用保証協会が代わりに返済してあげる特別な保証制度を作りました。
貸し渋る民間銀行に代わる資金供給の役割を果たしたわけです。

ただ、中小公庫が代わりに返済したお金は12%程度しか回収できず、当初予想していた50%を大きく下回りました。
無担保で中小企業向けに融資を拡大し、回収ノウハウも不足していた新銀行東京が経営難に陥るのも当然です。

--------------------------------------------------------------

今回の新銀行東京問題の経緯と問題点が書かれています。

お金を気安くばらまいたけど回収能力が不足ということですから、金融機関としては相当ワキがあまかったようです。
チェック機関は機能していなかったんでしょうか。定期監査もあったでしょうが、全く不思議な話です。


更に400億円を追加出資して事業継続しようとしている東京都ですが、果たしてうまくいくでしょうか。
政府系の日本政策投資銀行は、これからは投資会社に近い形態で生き残っていこうとしているようなので、追加出資しても傷口を拡げるように思います。

都知事ばかりを攻撃しているように見える都議会ですが、問題が表面化するまで気づかないでいたとすれば、都議会にも責任の一端はあるように感じますが、みなさんはどう思われますか?
posted by ペガサス at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | やさしい経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/90447296

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。