2008年06月17日

■ 常用漢字が増えそう! 188字追加?

社会面の記事ですが、常用漢字が増えそうですね。

常用漢字とは、一般の社会生活で使用する漢字で、国語審議会というところが選定した1945字です。

文化審議会の漢字小委員会というところが常用漢字の見直しを進めているんですが、このたび「熊」や「岡」などの188字を新たに常用漢字に加えるという検討案をまとめたということです。
すべて追加されると2133字になるということですね。

ただ、一部の「俺」「鴨」などは意見が分かれているので正式決定ではなく、引き続き議論されて7月15日には最終案が決定されそうです。

追加検討されている188字ですが、雑誌や新聞などで使用頻度が高かった漢字約4000字の中から、次のような条件で選定しています。

 @「闇」「溺」など、音と訓の両方の読み方があり、熟語にも使われる
 A「遜」 「堆」など、熟語で使う際、仮名交じりより漢字で書いた方がわかりやすい
 B「岡」「韓」など都道府県名やそれに準じる字
 C「旦」など、社会生活上よく使われる字。

ということですが、確かに新聞や雑誌で普通にみられる漢字ですね。


ここに書いたのは、追加検討されている188字の一部です。

弥旦沙謎膳貼嵐拳諦蒙詣阜肘溺瑠茨桁煎箋詣
韓尻匂凄鍵梨爪瓦痕戚醒璧綻挫梗藪腺堆氾訃
阪熊鶴鎌蹴葛腫叱艶箸怨罵芯臆腎栃萎采串哨捗
奈脇膝拶塞湧裾崖唾錦痩嫉詮嘲柵踪喩貪璃憚憬
頃狙熕挨貌鍋蓋宛昧淫戴弄爽咽諜瞭曰舷汎沃

         ・
         ・
         ・
         
ちょっと難しい字もありますね。
あなたの国語力はいかがでしょうか?

ラベル:常用漢字
posted by ペガサス at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月13日

■ ついに公開! 14億円落札 「運慶作 大日如来像」

宗教法人「真如苑」が14億円で落札した「運慶作とみられる大日如来像」がついに一般公開されました。

運慶作と思われる仏像が3体集まるという滅多にない機会です。
また、展示期間も長いようですので、仏教や仏像に関心のある方はぜひ足を運ばれたらいかがでしょうか。

関連記事です。
--------------------------------------

ニューヨークの競売で、約14億円で落札された運慶作と見られる大日如来像が10日、東京・上野の東京国立博 物館本館で公開が始まった。

競売前にも寄託・展示されていた時期があったが、落札した宗教法人真如苑が先月末、同館に寄託し、再び展示が実現した。
2004年、運慶作の可能性が高いと位置づけた清泉女子大の山本勉教授は内覧会で、「ここで再び見ることができてよかった。写真で見るより、いい仏像なのです」と語っていた。

今年度の展示は7月6日までと、7月10日〜9月21日。
後半の期間は栃木・光得寺の大日如来像を併せて展示するほか、同館平成館での「対決−巨匠たちの日本美術」展(7月8日〜8月17日)に京都・六波羅蜜寺の地蔵菩薩像が出品される。

これらも運慶作の可能性が指摘されており、計3体が集まることになる。

米ニューヨークでの競売で落札した宗教法人「真如苑」が調査などに協力するため同博物館に寄託、実現した。

2003年のエックス線撮影で、仏像内部には運慶一派独特の形をした木札などが納められていることが判明している。

文化庁の調査で運慶作と確認されれば、来年6月にも重要文化財に指定される可能性がある。

将来は真如苑が東京都立川市などに建設する施設に安置される予定。

---------------------------------------------------------------
真如苑が多額な浄財を出してまで今回の大日如来を落札したのは、真如苑の苑史に密接な関連がある運慶仏が海外に流出するのをなんとか食い止めたいという思いからのようです。

落札しても教団だけのものとせずに、一般公開したり貴重な文化財としてみんなで共有しようとしています。

これは、他宗や他教の垣根を越えて融和し、すべての人々と和合するという真如苑の代表である苑主の考え方によるもののようです。


ラベル:大日如来
posted by ペガサス at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月26日

運慶仏14億円! 真如苑が仏縁で落札 

讀賣新聞の社会面からの記事です。


先日、鎌倉時代彫刻の巨匠である運慶の作と見られる大日如来座像が米ニューヨークの競売にかかり、日本の大手百貨店の三越が落札したという報道がありました。

日本を代表する貴重な仏像が海外に売られてしまうかも知れない、ということで大変心配していましたが、とりあえず海外に渡らなかったという安堵感と同時に、神聖な文化財が商業的に扱われることに何ともやるせないものがありました。

どうして三越が・・・と思っていましたが、実は宗教法人「真如苑」(しんにょえん)が三越に依頼して入手したということです。


これはその記事の要約です。
---------------------------------------------------------------

真如苑は1936年立教の密教系教団で、国内の信者は約85万人。
報道で競売を知り、密教で重んじる大日如来像で、開祖が運慶に希い思いを持っていた「仏縁」から、入手に乗り出した。
日本美術の競売では史上最高額で競り落としたが、用意していた額は「おのずから限度があり、息が切れ、海外に流出してしまう直前だった」という。

教団としては「単なる美術品でなく、みほとけ」との位置づけだが、「一般の方に見ていただけないのは適切ではない」としている。
寄託先については、東京国立博物館と協議を始めたという。

文化財指定にも協力する考えで、この日、文化庁に入手を報告した。同庁美術学芸課は「指定を見据えた調査を行い、文化財としての管理についても助言したい」としている。

--------------------------------------------------------------

伝燈法流・血脈のしっかり宗教法人「真如苑」が入手ということで大変安心しました。

「真如苑」は昨年、真言密教のすべてを勧請した大阿闍梨である教祖(故)伊藤真乗師の涅槃像や仏像、篆刻や書など、数々の作品を展示した「伊藤真乗の目と手」展を全国で展開して大変好評だったようです。

そしてこの3月、その作品が初めて海を渡り、米ニューヨークで海外初の作品展が行われました。
また、カトリック教会で仏教の法会を厳修するなど、人種や国境・宗派をこえて「世界平和」や「融和」「和合」にも積極的に取り組んでいるようです。


ラベル:運慶
posted by ペガサス at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。