2008年09月29日

■今どきのうつ病事情 強い心を!?

うつ病について、産業カウンセラーである高関薫さんのお話です。

高関さんは、企業と契約して社員相談に当たる産業カウンセラーですが、最近はうつ病と診断されて面談する社員の印象が変わってきいているということです。

うつ病は、沈んだ状態が続いて何ごとにもやる気が起きないという症状で、本来は、きまじめで手抜きが出来ない几帳面な性格の人が発病するというのが定説でした。

ところが、ここ数年は「もっと自分は出来るのに」と高慢な状態で周囲を責めるとか、不思議にも仕事以外になると活発になるなど、うつ病も少し様変わりしつつあるとのお話です。


讀賣新聞 医療ルネサンスからの引用です。
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一昨年、うつ病と診断され、休職した30歳代のIT企業の男性社員もそんな人物だ。

高関さんとの面談中、「職場がつらい。先週も何もやる気が起きなかった」と訴えつつも「来週は東南アジアに旅行に行く」と話した。

この男性は半年間病欠したが、今度は、その分忙しくなった同じ職場の同僚が相談に来た。
疲れから、うつ病に陥る危険を感じたので休養を勧めたが、「今は休めない」と一段落するまで仕事を続けた。
こちらの方が、うつ病に陥りがちな気質に見えた。

ここ半年、うつ病関係で面接した会社員30人のうち、きまじめな従来型は約10人。
3分の2は、職場を離れると元気になるといったタイプで、「職場うつ」「未熟型」「逃避型」「現代型」などと呼ばれている。

産業医の経験が豊富な東大病院精神神経科の河村代志也さんは「最近増えた若い患者は、職場などの環境に順応できずに苦痛を感じてる『適応障害』や自己愛的な性格が元になって、うつ病と診断されている場合が多い」とみる。
こうしたケースでは、一般的な治療である抗うつ薬が処方されても効果は薄い。
「本人と職場」の問題なら、職場を離れれば症状は消え、元気になる。
単に長期間休養しても、同じ環境に戻れぼ再発しやすい。
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うつ病であれば海外旅行にも行こうと思えないはずですが、とても不思議な気がします。

最近は気軽に精神科で受診される人が増えている事もあって、うつ病と診断される人たちが増えているというのも実態のようです。

今回の事例では、うつ病というよりも自分が現実を逃避したいという心理状態だけの気がしますが・・・。
それでは抗うつ剤やカウンセリングも効果がありませんね。

ある時、尊敬する方に「人を責めるのは自分の心が弱いから」と苦言をいただいたことがあります。

確かにその通りで、他人の言動や行動が受け止められないということは自分の度量が狭い、心のキャパが小さいということで猛省しました。

どのようなときでも自分中心でなく、すべてを受け止められる清浄で強い心を持ちたいものです。

ラベル:うつ病
posted by ペガサス at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活の知恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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